第1話では由比産婦人科での看護助手のアルバイトについて母親に「しんどい」とこぼしていたアオイ。

由比産婦人科での看護助手のアルバイトにも慣れてきた様子のアオイ。少し慣れてきたころって思わぬミスを起こしてしまうもの。今回アオイはこわい妊婦さんにこっぴどく怒られてしまうようですがアオイは何か失敗してしまったのでしょうか?!

 

 

 

『透明なゆりかご』第3話「不機嫌な妊婦」あらすじ感想レビュー

 

 

  • あらすじ(ネタバレあり)

 

アオイ(演:清原果那)はある妊婦を異様に恐れていた。 それは1週間前のこと。妊娠8か月で由比産婦人科へと転院してきた妊婦の安部さおり(演:田畑智子)を安心させようと安易に「だいじょうぶですよ」と声を掛けてしまったがために突っかかられひどく責められたのだ。さおりは「だいじょうぶ」という言葉に敏感な様子で、診察時には院長の由比朋寛(演:瀬戸康史)にも突っかかっていた。

 

ある日、アオイはさおりに萎縮するあまりさおりがいる目の前で妊婦の検尿カップを倒してしまう。
すかさずさおりがまくし立てる。「こんなことして恥ずかしいと思わないの?!」さおりに責められたアオイは子どもの頃母親である史香(演:酒井若菜)に厳しい言葉を掛けられていたことを思い出していた。固まって怯えるアオイきに対し、さおりは更に責め立てる「あんたに看護婦は無理よ。事故起こす前に辞めた方がいい」

 

病院実習でリハビリ中の老人のお世話をするアオイは実習先の市民病院でさおりが夫の雄二を見舞っているのを目撃する。雄二は急性虫垂炎の合併症で重度の低酸素脳症に陥り、意識が戻る可能性はほぼないという。夫が医療事故に遭ったことによってさおりは「だいじょうぶ」「絶対」が信じられなくなってしまったのだ。

 

雄二の急変を前に、さおりは32週でも赤ちゃんを産ませてほしいと由比に懇願するが、由比は母子の健康を理由にこれを断る。

 

実習の合間も由比産婦人科でアルバイトをするアオイは努めて明るくさおりと接する。相変わらず不機嫌な態度できつくアオイに当たるさおりであったが、アオイは怒る人の気持ちがよく分からないので分かりたいと考える。

 

さおりがお産を迎えた。陣痛中のさおりのサポートをアオイが行う。さおりは夫の医療事故に関して誰にも怒りをぶつけられずに苦しんでいた。
退院の日、さおりは赤ん坊に向かって微笑んでいた。さおりから「意識がなくても声が聞こえるというのは本当か」と聞かれたアオイは正直に「重度の低酸素脳症では聞こえることはない」と答える。
嘘がつけないアオイに笑みがこぼれるさおりであった。

 

雄二の死が目前に迫っていた。さおりは雄二の耳元に赤ん坊を寝かせ、必死で語りかける。赤ん坊も父に自らの存在を示すかのように元気に泣いていた。死の直前、雄二の目尻を一筋の涙が伝う。雄二は息を引き取った。

 

由比産婦人科では、由比が断るもお構いなしにまちこの夫で塗装工を生業とする町田陽介が無償で外壁を塗ると言い張る。笑顔の陽介に根負けした由比はお願いすることにした。
まちこの出産を目前に控え、幸せそうな笑顔を見せる陽介であった。

 

 

 

  • 感想レビュー(ネタバレあり)

 

今日は冒頭から田畑智子さん演じる安倍さおりがこわいのなんのって💦
イライラした顔がアップで画面に映ったときには自分が怒られているみたいでテレビを直視することができませんでした。さおりを避けて怯えきったアオイがすっごくかわいそうになっちゃいました
😭

 

こわい人を避けたい気持ちってよく分かります。私も職場などにこわい人がいたらなるべく顔合わせないように逃げちゃうタイプです💦ドラマの中のアオイも最初はそうだったのですが、さおりがなぜ怒っているのか、旦那さんの事情などを知ってからは無理に明るく積極的にさおりと接するようにしていましたね。私には絶対無理(゚ω゚;)

 

前回か前々回で「人の気持ちがよく分からない」と言っていたアオイですが、今回は「怒る人の気持ちを知りたい」「怒る理由が分かれば怖くない」と言っていましたね。
さおりにあんなに理不尽に怒られても相手の気持ちを理解しようと努めるなんて、アオイは本当に何事にも真っすぐなんですね。
「人の気持ちがよく分からない」という自分を認め、向き合いながらどうすればいいか考えて実行する。アオイは偉いなぁ・・・。
さおりは「あんたに看護婦は無理よ」なんてアオイに言っていましたが、きっとアオイはこの先も色んな経験を消化しながら立派な看護師になるんでしょうね('▽'*)

 

今回はアオイと史香の母子関係に関しても少し描写がありましたね。
患者の検尿カップを倒してしまい、さおりから「こんなことして恥ずかしいと思わないの?!」と責められたときに子どもの頃同じ言葉を史香に言われたことを思い出してその場で固まってしまったアオイ。
ドラマ『透明なゆりかご』公式サイトのキャスト紹介ページによると、史香はアオイが子どもの頃勉強ができず周囲にも馴染めなかったことからアオイに厳しく接してきたとあります。
きっと日常的に母親から厳しい言葉を掛けられ続け、アオイはどうしてお母さんが怒っているのかが理解できずに苦しんできたのでしょうね。これは母親の立場で考えると非常に胸の痛いことで、母親としてはわが子をしっかり育てたいとか、わが子のためにと思って叱っているのですが、それが日常的になればやはり母親も一人の人間ですのでイライラしてしまって“叱る”が“怒る”に変わって、どんどん感情的になってしまうんですよね。ある時ハッとして猛反省したりするのですが、怒りをぶつけられているときの子どもは“自分の何がいけなかったのか”よりも“どうしてお母さんは怒っているのか”と、母親の怒りに焦点を当てて考えてしまうのかもしれません。これでは母親が本当に伝えたいこと(例えば「食事中に立ち上がらない」とか「お友達遊ぶとき順番を守る」とか「お店の中では騒がない」とか)は子どもに伝わらないんですよね。分かっちゃいるけど難しい(;´・ω・)

 

史香は当時アオイに厳しく接したことを反省し、2人の関係を修復しようと努力しているようです。この『透明なゆりかご』が1997年の時代設定で、アオイが小学生の頃なら更に10年ほど前ということで、史香が子育てしている頃って育てにくい子や発達障害などに関して周囲の理解や認識も乏しかったのでしょうね。史香は史香でどうしたらいいのか分からない中で精一杯子育てしていたのだと思います。
今のアオイを見ると、史香が愛情を持って育てていたことやアオイ本人の努力が伺えますよね。史香は罪悪感を感じすぎず少し肩の荷を下ろしてほしいなと思っちゃいます。

 

カフェで史香が握ってきた手を咄嗟に離して小さく謝ったアオイ(やっぱりお母さんに厳しく叱られた思い出が強くてお母さんのこと心の中で恐がってるのかなぁ)。
一方、陣痛中アオイの手を握ってきたさおりの手をしっかり握り返したアオイ。
アオイとさおりという他人同士ではなくアオイと史香という母子関係の方が問題が複雑で根深く、解決にはまだまだ時間が掛かるかもしれませんがじっくり溶かしていってほしいですね。きっとアオイとずっと向き合ってきたであろう史香も報われる時が来ることを願います。

 

そして、そもそもさおりをぶち切れさせた、検尿カップ倒し事件ですが、トイレにカートを置いてその上のトレーに妊婦さんが検尿カップを置いていくシステムっていうのがちょっとどうなんでしょう。1997年の個人病院では普通のことなのでしょうか。
私が長男を出産した小さな産婦人科ではトイレの個室とナースステーション(?)が隣同士になっていて、壁に小窓が作られていてそこから検尿カップを差し出すシステム、次男を出産した中型産婦人科では看護師さんが常駐する検査室の隣にトイレがあって、検査室とトイレを繋ぐ窓から検尿カップを差し出すシステムでした。ほか受診したことがある内科や産婦人科も大体そんな感じで、患者さんの検尿カップを他の患者さんが見たり触ったりできる状態ではありませんでした。
さおりも検尿カップを倒したアオイを責めるより、その可能性を作っている由比産婦人科をまず責めるべきかなと、あの状態ではアオイが倒さなくても妊婦さんの鞄や身体が当たって倒してしまうことだってあるでしょうし、万が一誰かが故意に何かイタズラしたり、ママの検診についてきた上の子が触ってしまう可能性だってありますよね。アオイのミスが起こって由比産婦人科が何か対策を講じたような感じもなさそうですし、そんなんでいいのかなぁ・・・。そのあたり非常に違和感がありました。

 

 

 

  • まとめ

 

陣痛中には「私はこれからもずっと怒りながら子どもを育てていくの!」と叫んでいたさおり。退院時には赤ちゃんに対してずっとニコニコでホッとしました。解決できない苦しみを抱えて生きていかなければいけないさおりですが、赤ちゃんと二人穏やかな時間も持ってほしいと願います。
次週はお産を迎えたまちこが急変しそうな予感。今まで2週に渡って幸せな妊婦生活が描かれていたまちこと陽介、やはり悲しい結末への伏線なのでしょうか(;´・ω・)

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